「オレと奈都」

あーあ。寒いなぁ。


京都ってなんでこんな寒いん?


オレ、2歳まで大阪やってん。2歳から、奈都の家に来たんやけどさ…


「はいはい!説明しまーす。」

おはようございます。奈都です。

京都はぐっと冷え込み、嵐山の景色も紅葉もおしまいに近づいてきましたよ。

紅葉は今年は、もう一つあきまへんでした。

12月9日から嵐山は花灯路してます。プラプラ子供達と行ってきましたよ。

なかなか綺麗ですが、デラ寒かったであります。

あ、そうそう。本題に戻りますね。

そうなんです。ブブちゃんとの出会いは、去年の夏になります。


やっと1年ちょっとが過ぎたわけであります。


関西に、スフィンクスのキャッテリー(犬ではブリーダーと言いますが、猫の場合はキャッテリーと言います。)がないので、東京のキャッテリーさんと連絡を密にとったりしていたのですが、新幹線で迎えに行かないといけないことや、スフィンクスの子猫をフルタイムの仕事をしながら育てることができるのか不安でいました。


そういうのもちゃんと相談に乗ってくださっていたのですが、たまたまその時は子猫が生まれていなかったこともありスフィンクスの飼い方などを調べているうちに、大阪にキャッテリーさんがあることを知ったんです。


早速、連絡を取りました。

私の仕事の事情や、子猫の東京からの新幹線移動のストレスなどに加え、うちには小学生の子供が2人いるので、子猫にストレスになったりしないかも心配だという話をしたところ、子猫よりも1歳〜2歳のスフィンクスはどうかと勧められました。


最初は、

「エーーー。子猫がいいよぉ。だって子猫の時期ってもうめっちゃめちゃ可愛いやーん。」

って。思いました。

テンションだだ下がったわけであります。


でも、そこのキャッテリーさんは私の気持ちを察してこうおっしゃいました。

「子猫の時期って可愛いけど、1歳過ぎると性格がわかるから。子供との相性も見ることができますよ。一度、子供さんとキャッテリーに来られませんか?」

と言ってくださったんです。


その言葉に、なるほど〜人間にも相性があるなら、動物とだってあるはずだと。


少し、遠方でしたが、子供と意を決して会いに行きました。


キャッテリーのオーナーさんは、とても優しい、美人な方で私たち家族のために、5匹ほどの猫を見せてくださいました。


色や柄はそれぞれだけど、みんなとっても綺麗な肉体美をしていて、スフィンクスを始めて間近に見た私は、何とも言えない感動を覚えたことは今でも忘れられません。


5匹の猫としばらく戯れてみたのですが、本当に5匹とも性格があるということがわかってきました。


ビクビクして部屋の隅っこから動かない子とか、


子供たちには興味があるのですが


クンクンと匂いを嗅いで小走りで逃げていく子もいました。


オーナーさんは、どの子を連れて帰ってもちゃんと懐くし、今は恐がっているけど大丈夫だよ。と話してくださいました。


ほー。なるほど〜


猫じゃらしなどで子供が遊んでやると20分くらいしたらみんな懐いてくるようになって、とっても可愛かったです。


スフィンクスがこんなにたくさんいたら、楽しいなぁって思いました。⬅︎妄想に花咲くw


私も猫を撫でていたら、心が落ち着き、気が付いたらオーナーさんに数年前に離婚した話や、子供達が毎日頑張ってママをサポートしてくれていて助かっているという話をしていました。


私の話を一通り聞いたオーナーさん。


さっとどこかへ消えたかと思うと、もう1匹連れてきたのです。


「この子、私の一番好きな子なの。本当は譲りたくなくて…。
でも、あなたたち家族なら幸せにしてくれそうだから、譲るわ。」


オーナーさんはそうおっしゃいました。


それが、ブブでした


ブブは最初から、子供達を恐がりませんでした。


あ、最初に言っておくと、うちの子供は女の子で小学校高学年なので暴れたり、落ち着きのない動きをしたりしていないのですが、一般的に動物というのは子供をあまり好みません。


部屋に入ってきたブブは、私たち家族をゆっくり見回してから、長女の膝の上に丸くなって寝だしたのです!


これがその時の写真です。

猫はとても神経質な動物です。


普通、初対面の、しかも子供のひざの上で眠ったりしないんです。


しかも、オーナーさんがいるなら普通そっちに行きますよね?


なんか、すごく泣きそうになりました。


オーナーさんが、

「この子は人の気持ちがとてもわかる子で、おねぇちゃんが苦労してることを知っているの。」

とおっしゃいました。


運命の出会いってこういうことを言うんだなぁ。って思った瞬間でした。


こうして、ブブちゃんは私たち女3人の中で、待望の男子として仲間入りをしました。


こうして回想しながら書いていると、とても大切なことに気がつかされたりします。


ブブはこの家を守ろうとしてくれているのかなぁと思う節がたくさんあって、それは最初のこの出会いからブブ自身が決断してくれたことなのかもしれません。


そういえば、あんなこともこんなこともあったな。。。


それもまた記事にしていきたいと思います。










オレ、スフィンクス!

スフィンクスのブブちゃん(♂2歳)と奈都(♀36歳)のぐうたらブログ

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